イングランド代表デビッド・ベッカムのホームユニフォームを、宅配買取で買取させていただきました。1998年のFIFAワールドカップ・フランス大会で着用した赤いアウェイモデルです。
1996年9月、ベッカム21歳の時、ワールドカップ予選のモルドバ戦でイングランド代表(スリーライオンズ)のユニフォームを着て、代表デビューを果たします。2000年から2006年まではキャプテンも務め、2009年に代表スタメン100試合を達成するまで、まさにイングランド代表の顔としてチームをけん引したレジェンドの一人です。
1998年フランスワールドカップ本大会のメンバーにも選出されたベッカムですが、予選リーグ1、2戦目はスタメンでの出場はかないませんでした。しかし決勝リーグ進出を賭けた3戦目、コロンビア戦にスタメン起用されたベッカムは、この赤いユニフォームを着て、得意のフリーキックで代表初ゴールを決め勝利に貢献、一気にヒーローに!なるはずが…、決勝リーグ1戦目のアルゼンチン戦で “事件” は起こってしまいました。
あの蹴りが報復で退場なら、シメオネがベッカムの腰に手を置いて体重かけてるのも故意ですよね(あくまで個人の見解です)と思いますが、残念ながら退場を言い渡されたのはベッカムのみ。そしてイングランド代表はこの試合、PK戦の末に宿敵アルゼンチンに破れてしまいました。タブロイド紙デイリー・ミラーに「10 heroic lions one stupid boy(10人の勇敢な獅子と1人の愚かな若者)」と書き立てられ、国中から袋叩きのひどい目に遭った、という苦い思い出になってしまったユニフォームです(この時に着ていたのは、ホームの白いユニフォームですが)。期待の裏返しとは言えさすがに気の毒な感じでしたね。
買取グッデイではお客さまの貴重なコレクションを拝見しつつ、思い出にも浸りながら、大切なユニフォームを次のコレクターの方へ引き継ぐお手伝いをしています!しまったままになっている往年のユニフォームがありましたら、ぜひ、グッデイにお譲りください。