サッカーの中田英寿選手サイン入り、日本代表ユニフォームを買取させていただきました。
サッカーにあまり関心のない方でも、中田英寿という名前は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。中田英寿選手、通称『ヒデ』は、日本サッカーの歴史に名を残すスターでした。今回は特に、ヒデの日本代表での軌跡を追いたいと思います。
山梨県出身の中田選手は、甲府市立北中学校3年生のとき、初めてU-15日本代表に選ばれて以来、各世代の代表で活躍しました。特に、1996年のアトランタ五輪でブラジルに勝った『マイアミの奇跡』での活躍は印象的で、ヒデを一気にスターの一員に押し上げました。
その後、『ジョホールバルの歓喜』を経て、日本が初めて出場したワールドカップ、1998年フランス大会ではすっかり中心選手となり、「スターの一員」ではない、特別なスターとなりました。この時、ヒデはまだ21歳。そして早生まれのヒデは、シドニー五輪で二度目のオリンピック出場も果たしています。
2002年日韓W杯は開催国として出場が決まっていて、予選大会の紆余曲折はありませんでしたが、2001年に開催された『コンフェデレーションズカップ』準決勝、激しい雨のオーストラリア戦で決めたフリーキックと、ヒデのガッツポーズは忘れることのできない場面です。
2002年ワールドカップ本大会では、チュニジア戦でゴールを決め、各世代の代表で、主要な国際大会のすべてで得点を記録した、唯一の日本人選手となりました。
2006年ドイツW杯、ドルトムントのスタジアムで、上を向いて横たわったまま動かないヒデの姿を、スタンドから見ていましたが、さすがにあれが、ヒデの最後のユニフォーム姿になるとは思ってもみませんでした（すみませんちょっと自慢しました）。
今回買取させていただいたユニフォームは、2005年のコンフェデレーションズカップの時に着用していたものです。残念ながらW杯用ではありませんが、直筆サイン入りのレアなユニフォームで、2005年当時に、中田英寿選手の事務所の関係者から譲り受けたとのことで、高額で買取させていただきました。
